AR企画・運用前に気を付ける事について
弊社までお問い合せいただいたご相談の中で、よくあるご質問をQ&A方式で記載しております。
ARを企画・運用する際、気を付けることはありますか?
下記のような事に注意する必要がございます。
・特徴点の多いマーカーかどうか
・かざしやすい場所にマーカーがあるか
・登録したマーカーと差異がないか
・かざす条件が変わりやすくないか
1. 特徴点の多いマーカーかどうか
特徴点が多いマーカーなのかどうかは非常に重要な要素となります。
企画時、印刷前に必ず特徴点が多いかどうかお確かめください。
簡易的に特徴点を確認する方法はこちらになります。
2. かざしやすい場所にマーカーがあるかどうか
かざしやすい場所にマーカーがあるかどうかも重要な要素となります。
天井から吊り下げていたりしますと、天井の高い場所や、背の低いユーザの方では、
マーカーとの間に距離が生まれてしまい、遠すぎて反応しにくい等の問題が発生します。
また、低すぎてもしゃがんでかざさなければならないため、こちらも推奨できません。
3. 登録したマーカーと差異がないか
よくある例としては、管理画面にはカラーの画像でマーカー登録したが、
マーカーを掲載している媒体が新聞などで白黒で印刷されているケースです。
カラーと白黒では、特徴点が異なる場合があるため、印刷したら反応しなかった。等の問題が発生します。
また、この場合は、白黒の画像をマーカー追加することで解決することが可能です。
マーカー登録した画像 | 実際の印刷物 |
4. かざす条件が変わりやすくないか
屋外などの看板やポスター、広告といった媒体にARを設定する場合、
当日の天候や時間帯により、明暗の違いが発生するため、屋外に設置するのは推奨できません。
また、屋外に設置する場合は、快晴・曇天・雨天時、朝・昼・夕方などのパターンのマーカーを
追加することで認識率を上げることができますが、完全な動作を保障するものではございません。
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